7 月 26
部屋のある5階まで階段で上がって思わず
「あぁ…」とため息が漏れた。
東に向けて大きくひらけた視界に遮るものはなにもなく、
“おかえり”、と昇り始めたばかりの月。
月の色。
今宵は満月か。
冷たいシャワーを浴びている耳に
火薬の爆ぜる音。
宝が池で花火が打ち上げられているのだろう。
一日たっぷりと太陽を浴び
熱の籠った黒髪を通る水の
心地よさ
訳もなくメランコリーに。
彩未
部屋のある5階まで階段で上がって思わず
「あぁ…」とため息が漏れた。
東に向けて大きくひらけた視界に遮るものはなにもなく、
“おかえり”、と昇り始めたばかりの月。
月の色。
今宵は満月か。
冷たいシャワーを浴びている耳に
火薬の爆ぜる音。
宝が池で花火が打ち上げられているのだろう。
一日たっぷりと太陽を浴び
熱の籠った黒髪を通る水の
心地よさ
訳もなくメランコリーに。
彩未
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