4 月 18

今日は高岡市での昼公演でした。
明日は富山市へ移動して夜のみ公演、
明後日も、同じ富山市の昼公演で千秋楽です。

最後にきて、少しスケジュール的にゆとりが出来るので、
京都に帰る前にしばらく会わなくなる
東京の人達との時間を大切にしようと思います。

あんなに大変に思っていた搬入建て込み、
そして搬出撤収も、後一回ずつとなると、
なんだか心寂しくなるものです。

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このイカツイ顔した20tトラックに大道具、小道具、衣装、照明、音響、
洗濯機、電子レンジといった楽屋で使用する家電品、日用品ほか、
ありとあらゆる荷物が満タンに積まれてます。
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搬入作業は手馴れたもので、全員で効率よく順番に荷物を降ろすと
20分もあればトラックがすっからかんになります。

搬入が始まるとマラソンのような感じで全員が常に動いております。
もちろん、年齢も男女の隔てもなく一緒になってやります。
誰かが気を抜くと一瞬で大怪我に繋がる作業なのですが、
幸い常に気を張っている為か、今のところ事故はないです。
ドンくさい井上でも小怪我ぐらいで済んでます。笑

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荷室の左(一番奥)に見える四角くて大きい木箱ですが、
ここには、壊れてもすぐに補修が出来ない小道具や、高価な物をいれて
毛布をがんがんに放り込み、動かないようにする為の
据え置きの別室のようなものです。
本当に広い荷室でここで芝居が出来そうなぐらい広いです。
(実際にこのトラックで移動しこの荷室で芝居をして廻る方たちもいるそうです。)

もちろん芝居が終わったら、また順番どおりに元に戻していきます。
少し積む順番を間違えたらどんどん積みにくくなって、
二度手間、三度手間になるのでかなり難しい作業です。
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いつも終演後の夜中22時くらいに
劇場の裏で大声を張り上げて撤収作業です。
関係者以外でも通りかかったり等して、
ご覧になった事のある方はご存知でしょうが、

この作業時はいつも現場は殺伐としております。

 

時には怒号が飛び交い、気まずい空気が流れる事もありますが、
この作業が終わると、何事も無かったように普通に会話して
帰り道に飲みに行ったりするのが、面白いというか不思議なところです。
搬出も最初は一時間ほど掛かってましたが、今では40分ほどでしょうか。

 

とにかく自分の体重より重たい物をトラックから降ろしたり、
舞台上を移動させたりで、

この巡業ではいつも腕がひとまわり太くなります。
だから今はムキムキです。腕だけですが。笑
そんなこんなで明日で最後の搬入ですが、
少し楽しみながら頑張ります。

公演スケジュール

 

4

19()…富山演劇鑑賞会(富山県民会館)富山

20()

21()…帰京日

 

映画村予定
24日(土)ロケーションスタジオ

25日(日)…イベントガイド

27日(火)…大岡越前&ちゃんばら教室

29日(木)…映画村散策ツアー
ではまたぁ!井上剛

written by tsuyoshi-inoue