12 月 14
今日は博多座での昼夜二回公演でした。
お昼の部は米倉さんが招待した
福岡市内の小中高生で満席でした。
生まれ故郷の福岡に芝居を通して
何か恩返しが出来たらという粋な計らいでした。
最初に小雁さんが登場した時、
生徒さんたちの反応は‥。
予想を上回る静けさでした。汗
劇場で芝居を見るのも初めてで(しかも博多座と言う大劇場)
どんなリアクションをしていいかも解らなかったんだと思います。
それに加え、引率の先生が「客席では静かにすること」
といった注意事項を素直な年代の子達が、
あまりに素直に聞き過ぎた(?)という事もあると思います。
ただそれは最初だけの話で、静かに見てた生徒さんも、
時間が経つにつれてドッと笑ったり
拍手してくれるようになってました。
そしてこれがまた年配の方のウケるところと
若い世代のウケるところの違いが顕著に表われてました。
ただ僕ぐらいの年齢ででぎりぎり「山下清、裸の大将、芦屋雁之介」
というワードにピンと来るぐらいの世代でして、
演劇好きな生徒さんはともかく物語も演出効果も
決して若い世代を対象にしたものではありません。
また一学年違うだけで同じものを見ても考え方も感じる事も違うだろうから
今日見てくれた小学生から高校生までの全員が
面白かったと言ってくれるかどうかは解りません。
でも芝居を見て心に何かひとつでも変化というか
記憶に残る何かがあれば嬉しいと思います。
明日も博多座での昼夜2回公演です。
ではまたぁ。井上剛
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