11 月 30

友人の母が逝去し、お通夜に参列してきた。
始まる前に顔を合わせるととても穏やかな顔で「ありがとな」と軽く会釈してて気丈な奴だなぁと思ってた。
通夜が始まり、親族の焼香が始まると、きっといろんな思いが込み上げてきたのやと思う。
人一倍プライドが高く決して弱音を吐かない男が、人目もはばからず嗚咽するように泣いていた。
何とも言えない気持ちやった。

やはり家族は特別なもの。
そして必ずやって来る、もう決して先の話ではない肉親との別れは
いろんな事をいくら準備してもしきれないもの。

自分が今日の友達の立場になったらどうなるんやろう。
せめて生きてるうちに惜しまずに出来るだけの親孝行を。
疎遠 になった親戚、それ以外の人にも機会を作ってこっちから会いに行こう。
もっと会っていれば、話しておけば‥そんな後悔だけは無しにしよう。

今日はいろいろな事を考えて眠ろう。

友よ、落ち着いたらまた飲みに行こう。

written by tsuyoshi-inoue