3 月 24

寺子屋、忍者バージョン二日目でした。
書こうか書こうまいか考えたのですが。

記憶が正しいうちに。そして、その方への感謝の気持ちを込めて。

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

今日ある回の終了後すぐに、お孫さんとご覧下さってた女性からお言葉を頂戴しました。

「75年生きてて忍者について初めて知った事ばっかりでした。今日ここで話を聞かなければおそらく死ぬまで知らないままだったでしょう。この歳になって学ぶ事の楽しさ、大切さを認識しました。気づけば隣に座った孫と同じタイミングでウンウンと身を乗り出しながら話を聞いていた。こんな経験もそうそう出来ない。もっと話を聞いていたかった。(4歳位?のお孫さんに)寺子屋に入って良かったなぁ。」と残し手を繋いで寺子屋を後にされました。

ショーが終わった直後で、他のお客さんもおられたのですぐ追い掛ける事も出来ずその後も見つけられなかったのですが、その後一人になると、いろいろな思いがこみ上げてきて。

井上にも当然ながら両親があります。

74歳、今では家でも杖がないとまともに歩けないですが、孫が帰ってくると無理してでも外に行こうとします。当然、映画村にも一緒に来てくれたことがあります。何が言いたいのやろう…。例え話さえも下手で申し訳ないのですが、

井上母と井上姪(バァバと孫)が二人で出掛けて行って、テーマパーク以外でもどこかのお祭でも水族館でも動物園でも行って、そんな時間(寺子屋で一緒にウンウンと頷きながら勉強する時間)を共有して楽しかったぁと喜んで帰って来てくれたら、その楽しんできた二人に負けないぐらい僕もめちゃめちゃ喜ぶと思うんです。

今日そんな言葉をくれたお二人も家に帰って
夕飯時にお孫さんが「お婆ちゃんと映画村行って楽しかった。忍者ってほんまはこんなんであんなんでなぁ!」と話をすれば、ご両親はめちゃめちゃ喜んで下さるでしょう。
お婆さまにも就寝時「お孫さんとまた出掛けたいな。足腰鍛えないとなぁ。」と思って貰えたら嬉しいな。
家に帰ってからもそう思って貰うのが、テーマパークの有るべき姿なんやろなぁ。

長々とすいません。いまだにアドレナリンが出まくったままでいろんな事を書いてしまいました。アドレナリン出しまくって原稿作った時間が、苦労が、あるお客様の一言で報われた。これまたアドレナリンが追加放出されそうな、そんな1日でした。

ご本人には届かないかも知れませんが、これからもたくさんのお客さんに今日と同じように思って貰えるように精進していきたいと思います。

本当に、本当にありがとうございました。

、、、、、、、、、、、、

井上、忍者バージョンでは大まかに

派手な忍術で敵をなぎ倒すかっこいいヒーロー的存在の忍者は
あくまでも映画ドラマ、小説アニメと言ったエンターテイメントが作り出したもの。

実際に戦国時代にいたと言われる忍者はその忍の名の通り
むしろ地味で泥臭く汗まみれになって任務を遂行する影の功労者だった。
と言う内容で構成しております。

この内容で興味が湧いたら聞きに来て下さい.

寺子屋、楽しくおかしくも何気に勉強になります。

無料のショーです。15分あっという間です。

有料アトラクションのように並ばないで入れます。

イベント定刻に来て頂いたら待ち時間ゼロ。

極力解りやすい言葉を選び、きちんとした日本語で話します。

話を聞いてくれたお子様達には、後述したリアルな忍者のように
派手でなくとも、どこかで人に頼られる縁の下の力持ちのような人になって貰えますように。

お待ちしております。

written by tsuyoshi-inoue