★妙心寺ロケでした。 三週間
3 月 18

11日の地震発生から早や一週間が経ちました。
被災地の皆様には、とても長い一週間だったかもしれません。
あまりにも辛い目の前の現実から逃げ出したくても逃げられない。
本当に怖くて不安な時間だった事でしょう。

岩手、宮城、福島と毎日報道されている地域は
2年前、舞台巡業で2週間ほど滞在した街でした。
(2008年当時も、東北は地震の被害に見舞われていました。)
その時のお客さん、お世話になった地元の方々も
きっと被害を被っておられる事と思います。

この一週間、何の被害にも遭ってない僕でさえ
いろんな事を見たり考えたり普通の神経でいられる時間は本当に少なかった。
被災者は何を見てどんな痛みを感じ、何を思ったのでしょう。

遠く安全な場所でテレビ中継の現場を見てる僕と、
実際の現場の人たちとでは感じるもの全てが違ってて
到底、被災者の方が体験している痛み苦しみを
共感するなんてとても出来ないし、想像すらも出来ない。

文章にするのもなんとも上手くいかない。
とにかくやるせない、もどかしい気持ちで一杯です。

はるか遠くにいる私たちに出来る事は何なのでしょう。
一人で出来る事は小さいかもしれませんが
惜しまずにやろうと思います。

地震、津波によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
被災されました皆さま、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
井上剛

written by tsuyoshi-inoue

5 Responses to “一週間 ”

  1. かえで Says:

    地震でこんなにも多くの人が亡くなるなんて信じられません。
    かえでも出来ることはしようと思います。

  2. さき Says:

    東北・関東大震災本当に大変なことに
    なっていますね…。

  3. 今日オ Says:

    私には正直、今の自分に何が出来るのか分かりません。ただ、これを期に一人ひとりが、家族、友人、恋人、そして自然や地球の事をもっと考えて行ってくれたら、私達の明日に、そして未来に繋がって行くと思います。語弊があるかもしれませんが、全ての事には必らず意味があるものと信じ
    ています。毎日に感謝の心をもって、気持ち、を
    使っていきましょう。

  4. ちか之介 Says:

    お久し振りです。しばらく井上さんのブログ更新がないのは、さぞかし心を痛められているのだろうと思っていました。
     あの日のことがどうか夢であったら…時間をもどすことができたら…全てが失われることなく変わらずに今も…と堂々巡りな事ばかり考えてました。
    失われた沢山の尊い命を思う時、些細なことで争ったりしている場合ではないと思いました。今の気持ちを忘れないようにして、ささやかでも私にできることを続けていこうと思います。

  5. 瑞穂 Says:

    私の実家は岩手県の大槌町にあり、津波で壊滅的な被害を受けました。
    帰る場所も思いでもすべて無くなってしまいました。
    しかし、家族や大切な友人がみんな無事だったことがなによりも嬉しく感じます。
    町がもとの姿に戻るまでにはとてつもなく長い時間がかかり、先のことを考えると不安で一杯ですが、日々を精一杯生きていきたいと思います。

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