今日は映画村の中村座で
大岡越前ショーでした。
平日ですが、さすがは夏休みという事もあり
映画村は大盛況でした。
大岡越前のショーを見てもらった後に
「ちゃんばら教室」という、
お客さん数名に舞台にあがってもらい
殺陣(ちゃんばら)を体験してもらうコーナーがあります。
今日の、そのちゃんばら教室の時に、
井上、かなり衝動を受けた事がありました。
コーナーの中で
出演者の一人がボケて、司会がツッコミを入れて
笑いをとるというシーンがあるんですが、
そのボケに対して、司会がツッコむよりも早く、
鋭く、そして面白いという、完璧なツッコミを下さった
お客さんがおられたのです。しかも連発で…!
今日の12時の回のショーは
後方まで席が埋まっており、少なく見ても、
お客さん150人は入っておられました。
どんな展開になるかも知らないまま舞台にあがり、
それだけの観衆の前で、緊張をものともせず、
そこにいる役者以上のパフォーマンスを披露されたのです。
(狙って出来るものではありません。)
その女性の神業とも言えるぐらいの、
気の利いたツッコミと、
突発的にそれを繰り出せる懐の深さに、
出演者の全員が、
ただただ、あっけに取られました。
もちろん観客席にいた
他のお客さんからも拍手喝采でした。
会場全体がなんというんでしょう、
クリスマスとお正月が
今日、あのショーを見ていたお客さんで
もしも、このブログを見てる方がいらっしゃるなら
間違いなく「あ~、あの人の事だ。」と
お気づきになると思います。
逆に、当のご本人が
この日記をご覧になられたとしても、
自分の事を書かれているとは、
あの方には、きっと自分が舞台上で
何か特別な事をした覚えはなく
いつもの自分で、ただチャンバラを
舞台に上がったら、初対面なのに、
まるで自分の友達のようにボケる人がいた
だから自分の友達がボケた時に、
自分がいつもツッコんでるのと
同じようにその人にツッコんだ。
そんな感じで、当たり前の行動を
普通にしただけなんでしょうが。
技術ではなく感性。
150人以上のお客さん、そして出演者、
スタッフまでもが一瞬で、
一般参加の一人の感性に魅了された瞬間でした。
これは言い過ぎではないです。
本当におみそれ致しました。
というわけで今日は、
お客さんを魅了させるではなく、
お客さんに魅了させられてしまいました。
8月の映画村の勤務日
27日(木)おもしろ散策ツアー
29日(土)おもしろ散策ツアー
30日(日)ちゃんばら辻指南
31日(月)ロケーションスタジオ
井上剛
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