11 月 29

先日、東京でのイベントと言っておりましたが、その場所が
実は東京から京都への移動中の新幹線の中だったのです。
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33分発の新幹線に乗りこみ、団体ツアーのお客様の前で
全16車両1両ごとに、各3分ぐらい水戸黄門のお芝居をしてきました。
全車両、貸切の新幹線で、乗客人数は1100人程。すごいツアーです。
(ちなみに新幹線って1,300人ほど乗車出来るんですって。 !@@!

新幹線の通路は非常に狭くて、前日の撮影所内で
「あぁでもないこうでもない。」と入念にリハーサルをしておりました。
実際は当日ぶっつけ本番でしたが、なんとか全16回公演?無事に終了しました。

 

 

町娘にちょっかいをかける悪代官、それを助ける御老公と助さん(井上)でした。懲らしめても、お客さんを人質になおも暴れようとする悪代官に印籠を出し「頭が高い!控えおろ~!」のお決まり台詞があったのですが、ほとんどの車両で悪代官だけではなくお客さんまで一緒に「ははぁ~。」と頭を下げてくれたりと、芝居中にアドリブで参加して下さる方もおり、本当に盛り上がって下さいました。


芝居と移動で1車両に各5分ぐらい、全16車両だからそれだけで1時間半ほど。残りの時間は全員で記念撮影に歩いたりと我々も本当に楽しい時間でして、あっという間に京都に到着したような気がします。
京都についてからはバスで観光に出発なされる皆様をお見送りして、
撮影所に帰って来ました。

 

 

新幹線の中での時代劇は、お客様はもちろん東映出演者の
誰一人として経験した事がなかったので井上自身、とてもいい経験が出来ました。
クライアントの皆さんからも大変好評を頂いたようで、
いつかまた新幹線の中でちゃんばら出来る日が来るかもしれません。
本当にありがとうございました。

 

新幹線の1両目からスタートします。

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「この紋所が目に入らぬか。」
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そして今日は映画村で散策ツアーの仕事でした。
午後の部で一回だけ非常に参加人数が多い回がありました。
ざっと数えただけで間違いなく50人以上です。
(朝の2回は10名から20名程でした。)
びっくりしてお客さんにもその事を伝えると
皆さんも驚かれて大笑いされてました。

  

そして「福本清三撮影ショー」の千秋楽でもありました。
ショーの終了後、花束を持って撮影所に帰っていく福本さんを
ファンの方が名残り惜しそうに見送っておられました。
また春の撮影ショーを何卒お楽しみに!


今日、撮影ショーで前説をしていた二人と。
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明日は撮影の仕事です。
ではまたぁ!井上剛

 

 

written by tsuyoshi-inoue