2 月 19

数人でタクシーに乗り、ロケ地まで走っていると
住宅街から急に自転車が車道に飛び出てきました。
運転手さんが「キキ~ッ!」と音が鳴るぐらい
急ブレーキをかけて事なきを得ました。
自転車に乗ってたのは小学生ぐらいの男の子でしたが
あと一瞬ブレーキ踏むの遅かったら接触してました。
助手席に乗ってた僕が、しばらく心臓バクバクしてました。

ロケが終わりバイクで帰宅途中、
大通りの赤信号で左車線を一番前で停まっていると、
右車線後方からタクシーが結構なスピードで加速して
僕を追い越していきました。何かに気をとられ
そこに信号があることにさえ気づかなかったようです。

犬の散歩してるお婆さんが横断中で、
危ないと思った瞬間に、またもや「キキ~!」と音が鳴るぐらいの
急ブレーキでこれまた間一髪で接触せずでした。
お婆さんも犬も目が点になってました。
様子を見てると、このタクシー運転手は
バインダーにある書類に目をやりながら走ってたようでした。
(僕が見た限り、ずっとそれを手に持ってた。)
僕はまた家に帰るまで一人で心臓バクバクでした。

交通事故は本当に一瞬の油断から生まれるもの。
被害者の人生だけでなく加害者の人生をも狂わし、
そしてその両者に関わる多くの人の人生に影響を及ぼします。
事故ろうと思って事故る人なんていませんが、
それでも必ず毎日どこかで死亡事故が起きてます。

僕は車もバイクも乗りますが、人の悲しむような事故、
また人様に迷惑をかける、事故につながるような運転はしないよう。
加害者にも被害者にもなってはいけないと肝に銘じようと思います。

僕にはまだ子供はいませんが、
もし身内が、今で言うところ
可愛い甥っ子姪っ子が交通事故で亡くなったら、
本当に気が狂ってしまうんじゃないかと。

実際にヨチヨチ歩きの子供といて、
一瞬目を放した隙や、繋いでた手を離した瞬間に
予期せぬ方向に走り出し、あわやという事もありました。
あわやで済んだだけでも、今日のような風景を見ると
本当に恐ろしい気持ちになります。

事の大小に限らず交通事故に遭った時、
誰もが事故直前に時間を戻して欲しいと
思ったハズです。

一瞬の油断が一生の後悔。

今までに偶然に事故現場や、
事故の瞬間に居合わせた事はありますが、
今日こんな事が1日に2回もあったのは
何かしら誰かしらからのメッセージなのかとも思えたので、
あえて日記に書いてみました。

決して僕自分が、優良ドライバーだとは言えません。
過去に僕自身が事故を起こした事もあります。
なので、とてもエラそうな事は言えないのですが、

どうか皆様、
今日も明日も安全運転で。

ではまた。井上剛

written by tsuyoshi-inoue