7 月 07
今日は舞台を見に行ってました。
「父と暮らせば」
作:井上ひさし
演出:原田徹
出演:谷口高史・津田文世
終戦直後の広島の物語でした。
無駄な動き、無駄に感じるような間も一切なく
当時の日常の一場面を切り取ったかのような
シリアスな映画を見ているような舞台でした。
流れるような自然なお芝居に、そして必要な場面では
台詞のひとつひとつが胸や心臓や脳に突き刺さるような表現力で。
なんとも上手く言えませんが、熟練された研ぎ澄まされた芝居に
魅入ったというか思いっきり心を奪われました。
谷口高史さん。東映の先輩に当たる方です。
僕が入った時は他事務所に活躍の場を移されておりましたが
今、僕が尊敬する東映の先輩方でさえ、さらに一目おいている方です。
芝居を通して、見ているお客さんはおろか
共演者やスタッフの心まで動かす事の出来る方です。
映画やドラマを撮る監督でさえもが、この人の芝居に魅了され
「この人の芝居を見たい。」とキャスティングされる事が多々あるそうです。
今日みたいな芝居見ると、もう自分が役者だと言う事が恥ずかしくなってきます。
昼に見た舞台ですが帰ってからも今だに興奮気味で
これ以上書くとまた変なこと書いてしまいそうです…。
もし再演される事があれば、次は大いに宣伝したいと思います。
そういえば今日は七夕ですね。いい芝居が見れて良かったです。
7 月 8th, 2012 at 4:23 AM
谷口さんかぁ
なんか懐かしい気がするな。
大阪の事務所に行かれた事は由香ちゃんから聞いてたけど。
最近再放送の時代劇でよく見かける。
あんなに沢山の作品に出られてたんですね。
元気にされてるみたいで良かったです。
7 月 8th, 2012 at 10:25 PM
こんばんは。ご無沙汰しております。
井上ひさしさんと言えば、”吉里吉里人”という印象が
強烈に残っています。
この井上さんのコメントを読んだら、すごく観てみたいと思いました。
でも、今日までだったのですよね?残念です。
7 月 8th, 2012 at 11:00 PM
ちか之介さん
ちらっと調べました。「吉里吉里人」も面白そうですね。
再演してくれますように祈っております。
7 月 9th, 2012 at 1:59 AM
真毛屋仙造さん
あの方は事務所がどこであろうと監督から直々に指名が入ります(^.^)
本当に素晴らしいお芝居でした。