ぶらぶら歩記（あるき）

今日はとても珍しい仕事でした。。
「アフターレコーディング(アフレコ)」の仕事でした。
（※撮影時に何らかの理由で同時録音が出来ない場合、
後ほど、その映像に合わせて音声を吹き込むのです。)

撮影所のレコーディングルームにて殺陣シーンの音声を入れてました。
本当ならキャストの方が自身で自分の役に声を当てるのですが今日はちょっと違います。
今日は５人で、ちゃんばらしてる数十人の動きに合せて何役も声を入れます。
ほぼ斬られる側の声ですので、走ったり叫んだり痛がったりです。
まともな台詞を言う事はほとんどありません。

斬りかかる時なら「でやぁ!」「えい!」「えやぁ!」
やられた時なら「ぬおっ!」「くはっ!」「おう!」
「まて～」「どこへ行ったぁ」「探せ～」「追え～」「逃がすなぁ」
と、活字だけでは伝わりませんね。何気に体力使います。
「このセリフにこんな感じの色をつけて」という演出に
即座に対応しないといけないのですがなかなか…。
とても難しかったですがとてもいい経験になりました。

というわけで２時間半ほど、奇声に近い声を出しておりました。

明日はシネマスタジオライブです。
ではまた。井上剛

written by tsuyoshi-inoue